黒と白の石波が広がるベンチの足元。
一人座り聞こえる町の吐息。
車の音はやまぬ曇り日に過ぎゆく人たちは遠い存在。
回りの花木は微風で揺れ、淋しい僕を落ち着かせてくれる。
正しいか 分からなく歩んでいるこの道、いつしか素直に笑える時が来ると自分に言い聞かせる。
一人で暮らし始めるこの町、優しく僕を受け入れるだろうか。
考えつつ見つめている石波。
微風はほほをさすり通り過ぎる。
明日は晴れるだろうか。
土井勇輝 (03-1998)
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